
横須賀三浦稲門会の合併20年を記念してリニューアルした旗が完成しました。以下は、リニューアルを担当した刺繍作家のAmiさんからのメッセージです。
【旗のお直しについて】
現行旗の文字部分を別布地で覆うことにより、 旗を傷つけずリニューアルすることができました。 新しい布地は、 豪華な旗の格式を損うことなく馴染むよう光沢感のある同系色の生地を選んでいます。
【デザインについて】
今回選んでいただいた刺繍デザインは、 横須賀・三浦の地域にフォーカスした案です。
計1300を超える稲門会がある中、 横須賀三浦の稲門会に誇りを持てるような、 唯一無二の旗にしたいという思いからデザインいたしました。横須賀三浦稲門会の文字は元の文字をベースにスカジャン絵師の横地様にデザインしていただいています。文字を取り囲む装飾枠は、 稲穂としめ縄で構成しました。
稲穂は早稲田の伝統のシンボルとして、 また縁起の良いものとして、 両方の意味合いを持たせて量たっぷりに枠を飾っています。
デザイン左下には横須賀三浦の地域性を表すモチーフを描きました。
日本最初の洋式灯台として建設された観音崎灯台、 豊かな自然が残る猿島、 海面を渡るかもめときらめくさざなみ。観光地や豊かな自然の風景を、 シンプルなタッチで表現しています。 また、 隅に小さく生えている松は海の街の風景を表現しつつ、 松のもつ長寿や繁栄といった縁起物としての願いも込めました。裏面には20周年記念日を白文字で表記しております。
【制作にあたって】
横須賀三浦稲門会 20 周年、 誠におめでとうこざいます。 おめでたい節目にご緑をいただけたこと感謝申し上げます。 緊張もありましたが、皆様からの温かいこ信頼をいただき自由に制作させていただきました。 デザイン案では、 個性的でしたがイチオシでもあった地域モチーフの案を採用いただけたことで、 自信を持って楽しく制作することができました。

